神宮暦授与について
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『神宮暦(大暦)』の限定授与について
暦は古来、朝廷や幕府によって厳重に管理され、日の吉凶や方角の良し悪しが記された生活の指針でした。発行に制限のある暦で最も多く全国に頒布されていたのは伊勢暦で、伊勢暦は伊勢の御祈祷(ごきとう)専門の神主である御師(おんし)が御神札(おふだ)と共に土産の一つとして配ったため、他の地方暦発行数を圧倒していました。
※御師の御神札は、江戸中期に当時の世帯数520万戸の内9割、450万体以上がお祀りされていました。
暦は明治維新以降、太陰暦から太陽暦へと大きく変革しましたが、伊勢暦の伝統を受け継いだ神宮暦は迷信記述を排除した科学的情報のみを記述した暦となり、我が国で唯一の「正暦」として明治16年の発行以降、和紙に和綴じの装丁は現在も大きく変わっていません。
「正暦」であるため、献上暦が天皇陛下をはじめ皇室に毎年献上されています。我々が手にする一般の神宮暦(大暦)を印刷する前に奉書に手刷り印刷し、花菱紋の特製絹表装された暦です。
神宮暦は伊勢の神宮や全国の神社で拝受可能ですが、当社でも「神宮暦(大暦)」を限定20冊、初穂料500円で授与致します。 【暦寸法 : 縦26cm、横16.5cm】