喪に服する期間について
お問い合わせの内でも特に多いのが「喪に服す期間」についてのご質問です。
家族・親戚にご不幸があった際「1年間は神社に参ってはダメ」や「1年間は神棚のおまつりをしてはいけない」等の全く根拠のない迷信が流布していますが、最も重要なのは「故人を偲び悲しまなければならない期間」であると認知することです。表中の期間は神社の境内に立ち入らず、神棚のおまつりを遠慮し故人を偲び悲しむことに集中してください。そして、偲び悲しむ期間が経過すれば、神社へのお参りと神棚のおまつりに何ら支障ありませんので安心してご再開ください。むしろ間違った情報を鵜呑みにすることで、神様との繋がりが一時的にも不通となる事が非常に勿体無く残念でなりません。
※迷信【めい-しん】迷妄と考えられる信仰。また、道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。[広辞苑]
徳島では従前より「明治七年太政官布告武家制服忌令」を基にして服喪期間が定められています。
※服喪期間については地域により多少の差異がありますが、最長50日は全国共通です。